「無料で来てくれたらPRして」の後に来る

PRの約束を、投稿する前に文字にする。

SNSで見かける揉め事の多くは、無償提供・日程変更・キャンセル・投稿後の使われ方を、最初に決めていなかったことから起きる。段組は、店との約束を段にして記録する場所。PR表示は規約で前提になっている。

よくあること

起きることなぜ
無償提供のはずが、キャンセルで金銭の話になった日程・変更・取りやめの扱いを決めていない
投稿を店が勝手に広告に使った二次利用の範囲を決めていない
「PRと書くな」と言われた表示の義務を共有していない
「ドタキャンする人」と噂された受諾と段の記録がない

段組ならこうなる

段組ではあなたに起きること
来店日・変更の可否・取りやめの扱いを段の条件に書く約束の外の請求は、記録に無いことがその場で分かる
投稿の著作権はあなたに残り、二次利用は段で定める広告への転用は合意した範囲だけ(規約第15条の2)
PR表示は規約で義務店が外すよう求めることはできない
指名は「受ける」と返答してから発注ドタキャンの疑いに、受諾と段の記録で答えられる

段の組み方の例(駅前カフェの季節メニュー)

  1. 来店して投稿案を一つ|投稿案|無償
  2. 来店投稿1本|Instagram投稿1本(PR表示)+ストーリーズ2本|固定 30,000円
  3. 月2本×3か月|投稿6本と月次の反応数報告|固定 150,000円

自分の仕事で試すなら段に分ける計算機。

棚に置く段組の例

「商圏で一店だけ、月イチ紹介枠」を独占で置く。競合店の依頼を受けない約束が、店にとっての価値になる。

守ること

投稿に「PR」「広告」「提供」の表示。景品表示法を守る。未成年向けの商品は店と事前に表現を確認。プロフィールの「主な媒体とフォロワー数」は任意だが、書くと選ばれやすい。

よくある質問

Q. 無償提供(食事・宿泊)だけの案件もできるか

できる。一段目に「来店して投稿案」のように置き、提供物と条件を段に書く。店が個人事業主や法人であれば登録できる。

Q. フォロワーが少ない

商圏内に読者がいることの方が店には効く。媒体と地域を書く。

Q. 途中で店の都合で止まった

「企業の都合で終了」を申告できる。理由は運営だけが読み、店の記録に件数が残る。

まず、一つ段にしてみる

いま受けている仕事を一つ、段に分けて棚に置くところから始められます。専門家の登録は無料です。無料で頼まれている仕事なら、持ち込みで無償の段として。