段組はいまβ版です。オープン期間中は専門家会員の機能がすべて無料で、有料化は少なくとも1か月前にお知らせします。β期間中の機能変更で、登録した案件や記録が消えることはありません。
二段目まで見てから、決める。
外部に仕事を頼む会社・店舗・管理組合のための、段組発注の場所
何を頼めばいいかがまだ言葉になっていなくても、一段目は置けます。一段目は無償で、置いた時点で義務は生じません。二段目からは段ごとに値段が決まっていて、各段の終わりに進むか止めるかを御社が選びます。会社の判断は、急かされずに守られます。
段組で、最初に全額を決めなくてよい
外部に頼む仕事は、構想を聞かないと設計を頼めず、設計を見ないと実装を決められません。相手がAIコンサルでも、AIで動画や音楽を作る人でも、インフルエンサーでも、士業・デザイナー・開発者のような専門家でも同じです。会社でも、店舗でも、マンションの管理組合でも使えます。登録から最初の承認までの流れは「はじめての段組(分野別の例)」に。個人の方も、専門家を招く「持ち込み」の形で依頼できます(18歳以上)。段組は、案件を段に分け、段ごとに成果物と価格を決めて置く方式です。御社は各段の終わりに判断します。
| 段 | 成果物の例 | 価格の例 | 御社の判断 |
|---|---|---|---|
| 一段目 | 構想・課題整理 | 無償(探索の棚) | 二段目に進むか |
| 二段目 | 提案書・設計書 | 10万円 | 三段目に進むか |
| 三段目 | 試作・検証 | 30万円 | 実装に進むか |
| 四段目 | 実装・導入 | 前段完了時に見積確定 | — |
- 二段目までの金額で、先を判断できる
- どの段でも止められ、止めた段以降の費用は発生しない
- 払った段の成果物は、確実に御社のものになる
- 止めても、次の段を別の専門家に頼める(止めた専門家の未発注の案は使えない)
会社が守られる、三つの定義
いつ仕事になるかが、決まっている。
一段目は無償、二段目からは有償。段が変わる瞬間が起点です。対価の話を切り出すタイミングを探す必要がありません。
受け取った物の扱いが、決まっている。
払っていない段の案は専門家のものです。会社は読んで検討できますが、使うならその段を発注します。だから、安心して読めます。
断り方が、決まっている。
「ここで止める」を段の終わりに示せます。理由を開示するかどうかも募集時に決めておけるので、社内の判断に時間をかけられます。
社名を出さずに、専門家を集める
案件を登録すると、AIが社名・連絡先・固有名を落とした要約を生成し、公開前に御社が確認・修正します。専門家はこの要約で向き不向きを判断します。詳細を見たい専門家は案件ごとに申請し、御社が承認した相手にだけ開示されます。開示する内容も、御社が決めます。
公開される(要約)
- 業種(一段階広い粒度に丸める)
- 課題の性質、求めていること
- 求める専門性、現場の状況
- 段ごとの規模感・価格帯(幅で表記)
承認した相手にだけ開示(詳細)
- 社名、担当者、連絡先
- 現状の詳細、背景、社内の体制
- 出したい情報・出せる情報だけを、御社が選んで開示
- 申請は理由を示さずに承認しないこともできる
次の段の相手を選ぶ、三つの方法
指名
一段目を担当した専門家がそのまま二段目へ。既存の取引先との仕事もここで管理できます。
コンペ
次の段の課題と価格帯を示し、提案書を集めて内容で選びます。採用しなかった提案の権利は専門家に残るので、集めることに遠慮は要りません。
入札
次の段の仕様を固めて示し、金額と期間を集めて条件で選びます。他社の入札を見せるかどうかも設定できます。
選ばれた専門家はその段の指名棚(優先交渉権)に上がります。有効期間内に条件を詰め、契約は段組の外で結びます。合意に至らなければ解除して、次点に切り替えられます。
一段目に、紙は要らない
一段目は利用規約だけで進みます。専門家に詳細を開示しても、規約の秘密保持義務が及ぶので、案件ごとにNDAを結ぶ必要はありません。社内資料やシステム環境を規約の外で渡すときだけ、任意で簡易NDAのひな形を使えます。
二段目に進むと決めたとき、初回だけ基本契約を結び、以後は段ごとの個別契約だけで済みます。ひな形は運営が用意し、締結は外部の電子契約サービスで行います。御社の法務に見せるのは、基本契約の一度だけです。
専門家からの段組提案を受け取れる
専門家が「御社にこういう段組でやりませんか」と、二段目以降の値段付きで置くことができます。一段目は無償なので、聞くだけ聞いて、二段目に進むかどうかを決められます。金額が最初から見えている提案なので、社内で説明しやすい。
マイページに、段ごとの履歴が残る
御社専用のマイページから、フォームで依頼し、すべての案件と段の履歴を確認できます。
- 登録原文と、公開した要約(修正前後)
- 段ごとの成果物・価格・状態(未着手/進行中/完了/停止)
- 届いた関心あり・提案・入札と、その日時
- 誰を指名棚に上げたか、有効期間、延長、解除
- 個別契約の締結日と、段ごとの成果の記録
同じ課題を再度出すときに前回の段を参照でき、「この専門家とは何段目まで進んだ」が残ります。
企業の利用は、すべて無料
- 登録、案件の公開、提案の受け取り、コンペ・入札、指名棚、成果の記録。すべて無料です
- 成約時の手数料もありません
- 運営の収入は、専門家のプレミアム月額のみです
対象は法人または個人事業主の方です。
アイデアを、段に刻んで棚に置く
専門家があらかじめ細かい段に刻んで置いた段組が、棚に並んでいます。「この段組で始める」を押すだけで、一段目(無償)からその専門家と始められます。案件を一から書かなくてよく、価格は段ごとに最初から見えていて、どの段でも止められる。「AIで何かしたいが、何を頼めばいいか分からない」ときの入口です。
段は、何段でも続く
段組は、一回の発注で終わる道具ではありません。段は後から何段でも足せます。一度組んだ専門家とは、月次の改善や小さな依頼を段として積んでいけば、そのまま日々の仕事の道具になります。相手を変える必要がなければ、コンペも入札も要りません。「前段の専門家をそのまま指名」で、追加と指名が一度に済みます。長く付き合う相手ほど、棚は高くなる。その高さが、そのまま実績になります。
分野ごとの例
- AIエージェント開発に頼む:問い合わせメールの下書き(送信は人が押す)、納期と在庫の確認を日報に、見積の下書き。権限を「読むだけ→下書き→送信」と一段ずつ広げる
- AIコンサルに頼む:問い合わせメールの自動仕分け、見積の下書き生成、点検記録からの故障予兆
- AI動画作成者に頼む:店の紹介動画30秒、商品の使い方動画、採用向けの会社紹介動画をAIで
- AI音楽作成者に頼む:店内のBGMを季節ごとに、動画用の30秒のジングル、CM曲の試作
- インフルエンサーに頼む:新メニューの来店投稿、商品の使用レビュー、開店告知の動画
- メディア出演・素材提供を頼む:記事へのコメントと監修、番組への出演、現場写真や映像の提供(媒体・期間・クレジットを段で決める)
- 店舗システム開発に頼む:ネット予約と台帳の連携、順番待ちの受付、POSからの自動転記
- 店舗の内装・設計に頼む:客席の壁と照明の改装、二号店の内装、看板と外観
- 研修・講師に頼む:AIの基礎研修をまず一回、店長の接客研修、新人の安全教育
- 専門家に頼む:就業規則の見直し、店舗ロゴとメニューのデザイン、受発注のエクセル改善、大規模修繕の進め方の助言(マンション管理士)
トラブルを小さくする仕組み
外部の相手との仕事で起きやすい揉め事は、だいたい決まっています。段組は、それを始める前に決める形になっています。
| 起きやすいこと | 段組ではこうなる |
|---|---|
| 頼んだものと違うものが来た | 段ごとに成果物を文字で決めてから発注。届いたら「承認」か「返却」を選べる |
| 途中で連絡が途絶えた | 一段目は無償か小さな有償。合わなければ二段目に進まないだけ |
| 後から追加費用を言われた | 段の価格は発注前に確定。次の段は別の合意 |
| 投稿にPR表示がなく、店が批判された | インフルエンサー案件はPR表示が規約で義務。表示なしの投稿は規約違反 |
| 動画や音楽が誰かの作品に似ていて使えなくなった | AI生成物は使用サービス・素材の確認が規約で義務。似せる生成は禁止 |
| 納品物を自分の媒体で使っていいのか分からない | 権利の範囲(期間・媒体・二次利用)を段の成果物として先に決める |
| 払ったのに記録が残っていない | 契約・納品・検収・支払いの記録が段ごとに自動で残り、一枚で出せる |
| 相場が分からない | 専門家の棚に段と価格が並んでいるので、頼む前に見比べられる |
揉め事をゼロにはできません。ただ、揉めたときに「何を決めていたか」が残っていることが、いちばんの備えになります。運営は契約の当事者ではなく、記録と手続きを用意する立場です。契約書のひな形は全部公開しています。他の頼み方との違いもまとめました。
あなたの会社の記録
段組では、会社側にも記録が残ります。完了した段の数、関わった専門家の数、専門家からの評価(進めやすかった/ふつう/進めにくかった)。これは専門家会員だけが、閲覧申請の前に見られるものです。きちんと段を積んできた会社ほど、良い専門家に選ばれやすくなります。
相手の都合で段が止まったときは、どちらからも「相手の都合で終了」と申告できます。理由は運営だけが読み、相手の記録には件数だけが残ります。申告が食い違えば「係争中」として運営が双方の理由を読みます。これは専門家側だけでなく会社側にも同じように付きます。止まったことがなければ、何も表示されません。
SNSで実際に起きていること
最近SNSで見かける、インフルエンサーや代理店との揉め事です。どれも「最初に決めていなかった」ことから広がっています(当事者が分からない形に直してあります)。
| 起きたこと | 段組ならこうなっていた |
|---|---|
| 無料宿泊と引き換えのPR。日程変更ができず断ったら「そちら都合のキャンセルだ」と別の宿泊費まで請求され、警察の話まで出た | 無償提供も一段目として記録される。宿泊日・変更の可否・キャンセル時の扱いを段の条件に書いてから始める。約束の外の請求は、記録に無いことがその場で分かる |
| 案件を受けたのに当日ドタキャン。店は席と食材と職人の時間を空けていた | 指名は本人が「受ける」と返答してから発注になる。段の条件に日時とキャンセル期限を書ける。相手の都合で止まった段は実績に積まれず、「途中終了」として記録に残る |
| 代理店の「全額キャッシュバック」で年72万円の契約。アンケートの期日を10日過ぎたら無効と言われた | 段組に前払いの長期契約はない。段ごとに成果を承認してから支払う。運営はお金を預からず、代理店も挟まない |
| 「フォロワーを買っている」という事実と異なる噂で、発信者側がフォロワーを数百人失った | 誰と何を約束して何を納めたかが段ごとに残る。言った言わないではなく、記録で話せる |
段組は、どちらかの味方をする場所ではありません。両方が同じ記録を見ながら進む場所です。
こんな使い方もできます
すでに相手が決まっている場合(持ち込み)
いま一緒に進めている専門家がいるなら、案件登録で「すでに一緒に進めている専門家がいる」を選び、相手の専門家コードかメールアドレスを入れてください。案件は棚に出さず非公開で始まり、一段目が相手への指名になります。専門家側から招待が届くこともあり、その場合はマイページで承諾するだけです。
補助金を使う
案件登録の「補助金との対応」で使う予定の制度を選ぶと、二段目以降を「交付決定待ち」にでき、交付決定が出てから発注できます(交付決定前の契約は補助対象外になるため)。段が終わって成果を承認したら「書類パック」を出力し、実績報告に添付できます。制度の概要は補助金と段組。申請の代行や採択の保証は行いません。
専門家の指名には返答がある
指名すると専門家に届き、「受ける」か「見送る」かの返答が来ます。受諾されると発注でき、見送られた場合は理由(任意)付きで届き、別の専門家を指名するかコンペ・入札に切り替えられます。
二段階認証(任意)
マイページの「二段階認証(セキュリティ設定)」から、スマホの認証アプリを使ったログインを設定できます。
よくある質問
一段目を置いただけで、何か義務が生じますか?
生じません。一段目は無償で、提案を受け取っても二段目に進む義務はありません。
三段目以降の値段は、最初に決めなければいけませんか?
決めなくて構いません。「前段完了時に見積確定」とすれば、二段目が終わった時点で専門家が見積を出し、御社が承諾すれば進みます。
要約から社名が推測されませんか?
AIが業種を一段階広く丸め、固有名と特定につながる数値を落とします。公開前に御社が確認・修正でき、要約から推測して直接連絡する行為は規約で禁止しています。
誰が詳細を見られるのですか?
御社が承認した専門家だけです。承認しない場合、理由を示す必要はありません。開示した詳細には規約の秘密保持義務が及びます。
契約書はいつ必要ですか?
二段目に進むときです。初回に基本契約、以後は段ごとの個別契約。一段目に契約書は要りません。
提案を採用しなかった場合、その提案は使えますか?
使えません。払っていない段の案の権利は専門家に残ります。使いたい場合は、その段を発注してください。
