インフルエンサーの方へ:約束を文字にしておきたいのは、店のためだけではない
インフルエンサーの方に向けて書くのは、少し気が引けます。私はSNSの発信を仕事にしたことがなく、頼む側の経験しかありません。それでも、SNSで見かける揉め事を読んでいて、思うことがあります。
無料で宿泊してもらう代わりにPRを、という約束があって、日程が合わなくなって、キャンセルの話が金銭の話になり、最後は警察の話まで出た。別の投稿では、受けた案件を当日に断る人がいて、店は席と食材と職人の時間を空けていた、とありました。逆に、事実と違う噂を立てられて、フォロワーを数百人失った発信者の方もいました。
どれも、誰かが悪いという話にしたくありません。最初に決めていなかっただけだと思っています。来店日はいつか、変更はできるか、取りやめたらどうなるか、投稿は店がどこまで使えるか、PRの表示はどうするか。口頭やDMで決めたことは、揉めたときに残っていない。
段組は、店との約束を段にして記録する場所です。無償提供も一段目として記録される。投稿の著作権はあなたに残り、店が使える範囲は段に書く。PR表示は規約で前提になっていて、店が外すよう求めることはできない。指名は「受ける」と返答してから発注になるので、ドタキャンの疑いに、受諾と段の記録で答えられます。
約束を文字にしておくのは、店を守るためだけではありません。発信者の方が、言った言わないの話から降りるためでもあります。
段の組み方の例は「インフルエンサーの方へ」にまとめました。


